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 ✤ 1月18日
Posted on 18.2015
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更新する度にこれもう自分用だなあと笑っているのですが、
応援してくださる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします^^*

レオ○レスのCMの弟→姉っぷりに萌えます。シリーズ化すればいいのに。

↓ついでに、大昔に書いた花まるSSが出てきたので。

花輪くんは優しい。絶対に、女の子からの贈り物を突き返したりしない。
だから、みんな安心して渡せる。毎年、帰る頃にはもらったチョコで紙袋はいっぱいになっている。
ホワイトデー目当てのコもいるし、義理のコもいるし、本命のコもいる。
花輪くんはどのコからも同じように笑って受取る。

毎年、バレンタインデーという行事には興味がなかったわたしでしたが、
ふと、いつも世話になっている花輪くんにはあげたいなぁと思ったのです。
今にして思えば、お中元やお歳暮に近い気持ちだったのかもしれません。
靴を履き替えて、正面玄関を出ようとする花輪くんを呼び止めました。
その年の二月十四日は、体育やら音楽やらで休み時間の移動が多い曜日で、
さらにわたしは日直だったので、放課後まで渡せずにいたのです。
けれど、あらためて目に映った紙袋の中を見て、わたしは、持っていたチョコを後ろに隠してしまいました。
みよしやで買った駄菓子に、たまたま家にあった和菓子の包み紙をセロテープでとめたチョコなどわたしだけでした。
あの一番目立つ、気合入りまくり包装のチョコは、みぎわさんに違いないとも思いました。
その頃、わたしは、ラッピングという言葉を知りませんでした。

花輪くんは車で登下校をするお金持ちなので、一緒に帰ろうなどとと誤魔化すわけにもいかず、
こういう時に限って適当な話題もみつかりません。
何せ、わざわざ引き止めているわけですから、お天気の話など出来やしません。
一番困ったのは、いつもなら 「どうしたんだいベィビー」 と聞いてくれる花輪くんが、
何も言ってくれないという事でした。
わたしは沈黙に大変弱い性質です。
もう観念して、小声で 「いつもありがと」 と言って、『お多福堂』 と抹茶色で印刷された包み紙を渡しました。
花輪くんは嬉しいような、淋しいような笑顔で受け取り、紙袋には入れず、鞄の中に入れました。
わたしは、子供だったので、わたしの貧相なチョコを人に見られるのが恥ずかしいからだと思いました。

その頃、わたしは、本当に子供だったので、知りませんでした。
ああ、そうだったのかと、ようやく分かったこの年に、わたしも気合を入れてみようと思います。
みぎわさんに負けないくらいに。
今から、渡しに行きます。不安はありません。彼は優しい人ですから。


+++

以下当時のコメントです。

ケンカが強いとかそういった目に見える強さより、人に優しい事のほうがよっぽど強い人間だなあと。
まあ、そんなコネタでした。
大まるは中学生バージョンで絵柄変えてまた挑戦したいです。
バレンタインネタじゃなくて通常(?)の。

こちらの画像は見つかりませんでした。
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cetegory : 日記やら製作状況やら  ✤   ✤ 
2015年01月18日(日)  18:04 by 菊永まき

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