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 ✤ 来舞
Posted on 10.2006
まだ桜も咲かぬ3月の初め。

きゅっと高く結んだ髪を左右に揺らし、前を歩く。

あれは、

あれは、15にもならずに死んだ娘。



『誕生日な、皆が祝ってくれるというのだ。自分の誕生日が楽しみだなんて初めてだ』

そう言って、嬉しそうに笑った。
けれど、いつも、君が生まれた朝に君はいない。


立ち止まり、クネクネと腰を回したまま、小さくなる後姿を見送る。
校舎裏。皆が大きく回り込んで自分を避けて通る中、大きな体がすぐ横を通り過ぎた。

彼だ。

ニッと笑い、目を細める。


自分なら同じ失敗はしない。
そう思って何度も何度も彼女を守って来たけれど。

「その選択こそが間違っていたのかもしれませんねぇ」


だから、今度は、

「今度はアナタが守ってくださいねぇ?来須君」


イワッチ視点で2002年に書いたコネタです。


ついでにちび舞ラクガキ↓


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cetegory : 他ゲーム二次創作  ✤   ✤ 
2006年09月10日(日)  12:42 by 菊永まき

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