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 ✤ シメマキSS(ラプソディア)
Posted on 07.2007
天幕を組む場所の条件は色々あるが、全てを満たす場所など滅多にない。
昨日、彼らがようやく落ち着けたのは日暮れ近く。次の街までは徒歩で小一時間ほどの場所だ。

「マキシン」

珍妙な衣装を身につけた白髪の男が、天幕の入り口からちょいちょいと手招きをする。
マキシンは煩そうに顔を上げただけで立ち上がろうともしなかったが、
男がいつまでもそこにいる事に根負けし、舌打ちをひとつして入り口に向かう。

「何だ」
「用はないがの、ちと話し相手になってくれんか」
「他にいないのか」
「おらんなあ。これでも人見知りでの」

と、笑う。これは平気で嘘をつく男の顔だ。
マキシンも小娘の年ではないし、人間を分析する能力に長けている。
だから、この男の好意も本当は分かっている。分からないのは、どう応えればいいのかだ。
若く美しい顔をしていようがご老体。いっそ若者ぶっていればいいものを。

+++

↓ついでにちびマキ。


↓さらについでにマキシンが戦闘メンバーにいないので離脱しちゃおっかなーと考えているシメオン。


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cetegory : 幻想水滸伝二次創作  ✤   ✤ 
2007年05月07日(月)  14:09 by 菊永まき

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